水戸漫遊マラソン【Episode Ⅱ】
中間点。1時間29分06秒
後半分、どうよ?
と自分に問う。
ちょっとキツイ。
なんなら今ハーフのPBだからもうこれで止めちゃう?
薄ら頭によぎったけど、無視。(笑い
まぁ何とかなるでしょう。
貯金あるし。(Garminとの差異があったのであんまり時計みてなかったのでもっと余裕あると思っていた。)
こっから、30キロまでが退屈だった。
途中でジェルを1個取って、ひたすら呼吸を落ち着かせる事だけ考えてた。
周りのランナーの呼吸と比べ、それよりも落ち着かせる。
平坦だけど、なんとなく下っている感じがしてタイムは落とすことなくむしろ上がっていた。
25キロ(1時間45分27秒 20~25 20分56秒 ㌔411)
30キロ(2時間06分26秒 25~30 20分59秒 ㌔412)
結果ここで貯金を作れて事が多きかった。
(走っている最中はただ必死に走っていただけだけど。)
いよいよ待ちに待った30キロ通過。
残り12キロ。
しかし、だんだんと足が重くなってきた。
この辺りで、一回、チャーリーさんや、ふじひろさんの故障組や、DNS組が頭に浮かぶ。
嫌まだ早いからもう少し待って!!と一回降壇して頂く。(笑い
ストライドが落ちてきている気がする。
足に比べれば呼吸はまだ余裕がある。
そんな時は、腕振りを意識。
いつものようにピッチでカバーするんだ!!
偕楽園から千波湖へ入りやっと景色が変わる。しかし、楽しむ余裕がなくなってくる。
35キロ(2時間27分47秒 30~35 21分21秒 ㌔416)
後7キロ千波湖を一周。
足が重い。
梅丹のカフィンパワーに賭ける。
少し蘇る。けどしんどい。しんどいものはしんどい。
そんな時、後ろから、女性に抜かれる。
すぐに分かった。nagisa (id:covtana) さんんだ!!
ついに野獣に捕獲された。
2・3会話を交わし、頑張って!!と見送った。
付いては行けなかった。でも後ろ姿が見える位置にはいようと頑張った。
ここで出会わなければずるずる後退していたと思う。本当にありがとうございました。
千波湖の折り返しまでが思った以上に長い。止まりたい、歩きたい。
けど、走れている。走れる。
走りたくても走れない人達がいるのに自分から止まるわけには行かない。
ついに登壇頂いた。(笑い
勝手に色々な方々の思いを一杯背負いこんで。
力になる物全てを吸収して。
トンネルに突入。
薄暗いトンネル。だけど、その中に声援がこだましていた。
今までに浴びた事のない声援だった。
必死でろくに声援に答える事は出来なかったが、
自然と涙がこぼれた。
又、今回も泣いた。(笑い
もう頑張るしかない。
40キロ(2時間49分25秒 35~40 21分38秒 ㌔420
最後の折り返し曲がった時に小走りにつま先走りになった時、指先が攣りそうになった。ふくらはぎのうらもぴりぴりする。
最後の坂が見えてきた。
劇坂、劇坂と脅されていたけど、富士山・館山・アクアラインの劇坂に比べたら、長さも傾斜もましだ。
しかし、
ここを無事に登り切れれば、サブ3は安全圏。
攻めればまだPBの可能性もある。
でも、ここで足が攣ったら全て終わり。ここまでの41キロが全て泡となる。
攻めるか守るか?
攻めれなかった・・・。守った。
歩幅を小さくして、スピードを抑え安全に進んだ。
(Garminでは、41~42は4分35秒も掛かっていた。)
無事に登り切って曲がって最後の直線。
ゴールゲートが遠くに見えていた。
係の人が女性は右、右と叫んでいる。
その先にいるのは、nagisaさん。
右側にゴールして行く。賞に絡んだんだなと思った。
遅れる事30秒。
無事に42.195キロを走り切った。
2度目のサブ3を達成。
静岡の奇跡が、軌跡に変わった。
42.195キロ(2時間51分01秒ネット 40~42.195 9分36秒 ㌔422
この先はまた次回。
昨日のまっさんのブログ読んで、仕事中なのに涙が出た。
僕も一ボランティアとして、横浜マラソン一生懸命やろうと誓った。
助けになる資格は何一つ持ち合わせてないし、トイレ誘導係っだけど力になれる事あるはずだ!!
そんなまっさんへのお礼に、
今朝は、普段もたないiPone持って立ち止まり写真を撮りながら走った。
この松林を超えると。
ちょっと今工事中ですが。
TJARのゴール地点。大浜海岸。
こんなプレートが建ってます。
TJAR信者と言うまっさん。
レース中、力頂いた、チャーリー (id:besmart-chari) さんにも届け~!!
この舞台に立つのは、まっさん (id:kazz-matsumura)かネムネム (id:otokonodiet) さんか?
いや、もしかしてLisa (id:AAA316jp)様なんてことも。
是非ここに名前を刻んで欲しい。